『修行?』
子どもの毎日はまさに修行!毎日が新しく知ることばかりです。
ぴよが朝、出発直前に「今日算数ないからいらないや!」と言ってランドセルから抜き出していった算数のノートと教科書。
バタバタと登校して一息ついたところで、何気なく算数のノートを覗いてみました。
「二等辺三角形」
「リットル」と「デシリットル」
おぉ、結構本格的な勉強になってきている。
1年生の時は「100までの数」とか「くりあがりのない足し算」とか、あまり勉強しなくても自然に身についていることの確認みたいな感じだったのだけど、
2年生の2学期ともなれば、もう立派な「算数」ですね。
もうすぐ掛け算の九九に入るらしい。
私は根っからの文系で数字が苦手なので、ちょっと危機感を感じ始めました。
質問されても分かりません。お風呂のお湯は何リットル?とか。
それと同時に、1年生の時のことも思い出し不思議な感覚に陥りました。
1年生って、すごく基本的なことをお勉強するんですよね。
「時計の読み方」
「数字」
「ひらがな」
道徳では「順番を守る」「仲良く助け合う」「”ありがとう”と”ごめんね”」なんていうのも。
なんとなく身についていても間違っていたり、個人差があったりする内容をきちんと授業で身につけるお勉強。
特に時計の読み方はしっかりわかっていない子が多かったらしい。
未だにひらがなも間違えたりするし。
そう思うと、低学年の子達は、読めない字も多く、時計も読めず、集団生活の基盤となる想像力も未熟なまま、小学校という集まりの中に投入されているわけです。
修行だなあ。
大人だったら不安で仕方ないでしょうね。
これが「不安」である、「恐怖」である、と気付いてしまった繊細で思慮深い子が、学校嫌いになってしまうのかもしれないですね。
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